雑感 臣民から国民へ—主権者であるということ ∽∽日本の行政を考えるとき、制度や党派以上の最深部の問題として、国民の意識のあり方を感じるときがある。主権が国民にある国に住みながら、自分を主権者として引き受ける感覚がなぜか薄いように感じる。それは、民族の気質というより、統治の歴史によって... 2026.05.04 雑感
雑感 漱石の間合い ∽ ∽夏目漱石という人を思うとき、その沈黙の仕方に心を惹かれることがある。多くを書いた人でありながら、どこか自分を生身のまま文章に織り込むことを律しているように見える。近しい人に宛てた私信でさえ、どこか冷えている。それは、情がないということ... 2026.04.30 雑感